ホーム > 今月の卒業生 > 「つまんなかった」こどもから言われたひと言で成長

今月の卒業生

monthly004.jpg

「つまんなかった」こどもから言われたひと言で成長

2008年卒業 三宅 智子 さん
2005年 私立鶴見大学附属高校(神奈川)卒業
2008年 ホスピタリティツーリズム専門学校卒業
2009年 (株)キッズシティージャパン キッザニア東京入社
2010年 現在に至る
こどもが主役の街、キッザニア。ここは、こどもたちが仕事を体験しながら社会の仕組みを学ぶ場所。この業界をめざす人なら誰もが憧れる会社の内定を獲得し、いま現場で働く三宅さんを取材してきた。

インタビュー

こどもたちに教えられ、私自身も日々成長しています。

三宅さんが働くのはキッザニア東京の中にある「トラベルセンター」。こどもたちがツアープランナーの仕事を体験するパビリオンだ。パソコンを使ってツアーのプランを作成し、最終的には「オーストラリア5日間の旅」というようなチラシを作ることが、任務とされている。
「こどもたちはよくしゃべる子もいれば、恥ずかしがりやの子もいます。まさに十人十色。そんなこどもたちが同じグループになって、一人ひとりが楽しめるようにサポートするのは難しいです。元気のいいこどもたちと同じテンションで話すと、そうでないこどもたちは引いちゃうし、逆に淡々と話すと興味を持ってくれません」
三宅さんが入社して一番辛かったこと。それは、入社してすぐのことだった。仕事体験をした5歳くらいの男の子に、「つまんなかった」と言われた。
「最初の頃は、台本を丸覚えで淡々と話していました。こどもたちを惹くポイントがなかったんです。当時は目の前のことで精一杯で気づかなかったんですよね」
こどもたちと触れ合う回数を重ね、先輩たちと情報の共有をしていくうちに、三宅さん自身に変化があった。
「最近は、よくしゃべるこどもたちには質問します。すると、その子は一度考えてから話します。他の子も当てられるのを考えながら待ちます。そうして次々に当てていくと、みんなの興味をそらさずに進められるんです」
monthly004_1.jpg

やっぱりこの仕事が好き、現場の最前線で働いていたい。

テーマパークが小さい頃から大好きで、いつか自分もそこで働きたいと夢見ていた三宅さんが、この仕事にやりがいを一番感じるとき。それは、こどもたちが任務を終えて「できた!」と自分で作ったチラシをうれしそうに保護者の方に見せにいくときだ。 「こどもたちと保護者の方との触れ合いにはたくさんの感動があります。まだ3歳くらいのこどもたちが、初めてパソコンを操作して一つのものを作る。涙ぐむ保護者の方も少なくありません。そんな光景に立ち会えるのは幸せなことだと思います」
そして一番うれしかったのは、以前香港ツアープランのチラシ作りを体験した男の子が、「家族で香港へ行ってきた!」とそのとき作ったチラシを持って、お母さんと揃って伝えに来てくれたこと。「こどもたちが、なにかに興味を持って、実践してくれると、少しでも役に立てたのかなと思います」
三宅さんがいま現場で実感しているのは、学校で学んだことに無駄なものはひとつもなかったということ。当時は気づかなかったけど、ホスピで学んだことは、自然と体に染みついていた。
「改めて、私はやっぱりこの仕事が大好きです。だから、これからも、現場の最前線で働いていたい」 そう話す三宅さんは、今日もこどもたちにたくさんの愛情を持って接している。
monthly004_2.jpg

あなたにとっての「美しい接客」とは。

「キッザニア」では、こどもたちの意思を一番に尊重します。こどもたちに対しても敬語を使い、決してこども扱いをしません。最終的な意思決定はこどもたちに委ねますが、自分の意思を伝えられないこどもたちの気持ちを読み取り、ときにはその方向性を導くことも、私たちに求められています。
単に目線を合わせるのではなく、気持ちの目線を合わせること。これが美しい接客につながると思います。
monthly004_3.jpg

ホスピタリティ ツーリズム専門学校Facebook東京ブライダル専門学校Facebook企業の皆様へ中途採用情報リアルウエディング参加者募集ホスピタリティ通信スマイルムービー先生ブログ在校生ブログメルボルン校同窓会サイト週刊トラベルジャーナルの電子書籍版はこちら!